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for got
2019年2月24日発行
はじめてのヒロアカ同人です。ホークスが出てくるまで普通に本編を楽しんでいたのに、ホークス登場で突然坂道を転げ落ちてしまいました。
こんなはずじゃなかったのに〜!と思いますがとても楽しかったです。突発本でイベントでは別ジャンルスペースに置いていたのですが、お手にとっていただける方がいらっしゃったことに驚きました。ありがとうございました。
想定したよりもライトな読み口の本となりました。一冊目にはよかったかなと思います。
また機会があれば、ホー炎の本を書きたいです。
タイトルはfogot(fogetの過去形)と、fog got(神様へ)を掛けていたのですが、後者の方は内容を多少変えたためわかりにくい感じになってしまいました。
PRIMERY
ベルティナの夜/青い炎/NAME/ブランケット/ノーダウト
子宮に沈める
あなたたちの中で罪を犯したことのないものがこの女に、まず石を投げなさい
ヨハネ8:3
ホークスという男について考えた時にまずはじめに頭に浮かんだのがこの聖書の一節でした。有名なヤツですね
人を裁くヒーローは清廉潔白な男でなければいけない。シンリンカムイやエクトプラズムのような重い過去を背負ったヒーローが人気が出るのは当然でしょう。そういくと、エンデヴァーはヒーローとしては失格の男となります。自分の意思で罪を犯してきた(罪の意識がなかったにしろ)と、ホークスという男を対照的に描きたく、彼の過去を妄想しました。
子は親を選べない、しかし親は子を選べる。
そこはエンデヴァーがやってきた過去です。
自分の力ではどうすることもできない環境と生まれ、そこから数奇な運命を辿り、新しい地へと。どん底でも、なんとか光を見つけて、いびつな幸福を手に入れる
私の好きな児童文学にアリーテ姫の冒険という本があります。影響を少し受けている気もします。
外から見ると最低の生活でも、エンジェル(ホークス)は今まで手に入れることのできなかった友人や仲間を手に入れます。
うまくその場をやり過ごしてきた彼に訪れた交通事故という転機、そして一変する環境。
彼が汚れ仕事をさせられるほど、そしてそれを受け入れると思われているほど何か恩があると考えた時に、育てられた恩というのが子供には重いかなと思いました。
余談ですが見世物小屋の雰囲気を掴むためにグレイテスト・ショーマンを見ましたがあまりにも主人公がクズかつ見世物小屋シーンが短くてがっかりしました。(個人の感想です)
書きたいこといっぱいっあったはずなのに
だいたい忘れた!!!!!!
装丁の話
表紙:OKフロート ホワイト
帯:ぐびき えんじ
帯の色を考えるにあたって、「臙脂色」の紙を片っ端から買って試してみました。そうです、臙脂と炎司がかかってるわけです。
意図してイラストを表紙から切り、その大部分を包むような帯をかけました。
イベント直前で装丁を突然変えたくなって、前日に徹夜をして帯にミシン目を入れました。そこから破っていただこうと思ったのですが、ちょっと分かり難かったですよね…
刷り色はシャンパンゴールドです。金とも銀ともつかない色で気に入っています。
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